建築家江川三郎八は本県では無名に近いのですが会津の出身であり、明治中期から昭和初期にかけて福島県及び岡山県の建築技師として活躍しました。
本県では、県会議事堂始め多くの公共施設の設計に携わっており、国重要文化財である伊達市の「旧亀岡邸」も江川の設計です。
岡山県の江川三郎八研究会では、江川建築の掘り起こしに尽力されており「天才建築家」「江川式建築」として評価顕彰が行われ、多くの建築物が重要文化財や登録文化財になっています。
本県に現存する江川設計の建造物は少なく、また当時は設計者の記名慣習が無いため特定することが困難であり、写真や文献、記録誌などで江川三郎八の名前記載や設計した建造物を探しています。
是非、情報をお寄せください。