伊達の古民家
●今は個人住宅として使用していますが、伊達市指定文化財「極楽院」が原形で、明治初期に廃寺となりましたが、修験道の護摩壇に使用した部屋も残っています。家主の娘さんから「子供の頃の思い出がいっぱいある家に、三世代で同居したい」との相談を受けたのが始まりです。
【設計趣旨】
南側の前庭、北側の竹林を整備し、住宅と一体感の有る豊かな空間を造る。
茅葺屋根の原形を尊重し、古民家本来の美しさを取り戻す。
●改修工事のテーマ
1)3世代同居の実現
2)できるだけ元の状態に戻す(平面、外観)
3)伊達市指定文化財:内部の護摩壇部分を元の状態に戻す
4)断熱化する
5)耐震補強を行う
南外観:施工前
南外観:施工後
東面:施工前
北外観:施工前
北外観:施工後
屋根:施工中
屋根:傾き修正
玄関:施工前
内観(玄関):施工後
内観(玄関〜茶の間):施工前
内観(玄関〜板の間):施工後
内観(板の間):施工後
内観(広縁):施工前
内観(広縁):施工後
内観(和室10帖):施工後