H様邸
経年劣化等支障が出てきたところに東日本大震災の被害を受け大規模半壊の判定を受けた。この機会にしっかりと修補して次の時代に引き継ぐことを考え、まずは、家族の生活動線から、ゾーニングを明確にした。
施主からは、玄関は来客をお迎えするだけでなく農繁期の休憩場所としたいという希望や、掃除が大変なので、家具などはできるだけ置かないこと、炊事の効率や、沢山出る薪を使うための五右衛門風呂や薪ストーブの使用等、要望を具体的にまとめていただいたことにより、イメージ作りができた。ここでの構成は、座敷の雰囲気を守ること、広い玄関、来客にすぐ対応できるキッチン、宿泊ができる小さな和室がコアになって連なり、明るく暖かい風通しの良い空間になっている。
外観:施工前
外観:施工後
内観:施工後
内観:施工後
内観:施工後
内観:施工後
内観:施工後
内観:施工後